【お知らせ】レポート
2017.03.20

キッズワークショップカーニバルinふくしま2017に出展しました

2017年3月11日(土)、12日(日)に開催されたこのイベントは、キッズデザイン協議会が主催する東日本大震災の被災地支援プロジェクトの一環として開催され、今年で5回目を迎えます。子どもたちに笑顔を届けるワークショップを数多く展開しています。
当法人では、中小企業の“モノづくりの技”を子どもたちへ届けるべく放課後NPOアフタースクールと協同して

■ラジコンにふれ、走らせるスペシャリストの技を体験(11日)
■日本の伝統工芸「水引」で、自分だけのしおりを作ろう!(12日)

の2つのプログラムを実施しました。
両プログラムとも子どもたちは笑顔と真剣なまなざしで取り組み、“モノづくりの技”を体験しました。

ラジコンにふれ、走らせるスペシャリストの技を体験

1日目 3月11日(土)

講師には、ラジコンメーカーである株式会社ヨコモの広坂正美氏と川上哲弘氏を迎え、ラジコンの仕組みや、本物の技と熱意を子どもたちに伝えてもらいました。参加した子どもたちは、ラジコンの組み立てや操作に悪戦苦闘しながらも、元世界チャンピオンでもある講師の言葉を熱心に聞き、そのワールドクラスの技に触れるという貴重な体験をすることができました。
最後に広坂氏から「どんなこでもいいので、何か一生懸命になれることを見つけてください」というメッセージが送られました。

日本の伝統工芸「水引」で、自分だけのしおりを作ろう!

2日目 3月12日(日)

2日目の講師は、水引生産の日本シェア70%を誇る長野県飯田市から飯田水引プロジェクトの方々を迎え、本場の職人の方から、水引の歴史や結び方を学びました。
参加した子どもたちは、教わった結び方で、色とりどりの水引から自分で選んだ水引を使い、自分だけの「しおり」を作成しました。また、プレゼント用には大切な人を想い結んだ「しおり」とともにメッセージカードを添え、水引の持つ「結ぶ」という意味を実践しました。さらに難しい結び方にチャレンジする子、色や本数を変えいくつもつくる子もいて、あっという間の90分でした。
最後に職人の方から「この水引は誰かが作ってくれたものではなく、みんなが自分で作った水引です。ぜひ、何かを作るということを覚えて欲しい」というメッセージが送られました。

一覧へ戻る