【お知らせ】ワザ伝ブログ
2019.12.18

<第3回目>ワザ伝プロジェクト特別「金属加工に挑戦! 自分だけのオリジナルスプーンを作ろう!」

先生のスプーン作りを見る

子どもたちが作るスプーンは、みんな同じ素材です。これを叩くことでスプーンのくぼみを作るため、叩く力、叩く回数などによって形や深さが変わり、みんな違った形の世界に一つだけのオリジナルスプーンが出来上がります。また、持ち手(柄の部分)にイニシャルや名前をアルファベットで刻印もしていきます。

いよいよスプーン作り! その前に、加藤さんから作り方、注意事項を聞きます。
前方に用意された特設舞台の上に加藤さんが上がり、その周りに子どもたちが集まり、熱い視線が加藤さんに注がれます。
まずは、道具を持つ手、加工するスプーンを持つ手の確認。「皆さん、利き手はどちらですか?」利き手で木づち、金づちなどの道具を持ち、利き手じゃない方の手で加工するスプーンを持ちます。

次に、持ち手の部分に重い金づちを使いアルファベットを刻印していきます。持ったことのない道具を使うための注意事項を真剣に聞きます。加藤さんからも「重いので、自分の手を打たないように気を付けてくださいね。」との言葉。その後「でも、気をつけ過ぎて、弱く叩いてしまうと、上手く刻印ができないので、金づちの上の方を持って重さを上手に使ってください。」と。ちょっと難しそう・・という顔をする子どもたち。
持ち手の部分にアルファベットの刻印を終えたら、いよいよ“スプーン”にくぼみを作っていく作業です。この作業は、木づちを使っていきます。

加藤さんが実際に勢いよく叩くと“カーンカーン”という音が響きました。そして、あっという間にスプーンにくぼみができ、スプーンの出来上がり。「今回作るスプーンは、この形になったら完成、終わりということはありません。みなさんそれぞれ、力のかけ方も、叩く回数も違いますので、みなさんが納得する形に仕上げてください。」との言葉があり、先生のお手本は終了。

 
 
 
 
 
 
そして、自分の席へ戻り、いざ、オリジナルスプーン作りへ!

次回、4回目は最終回、子どもたちのスプーン作りです。

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